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手取りの給与と額面給与は差額

目次

知っておこう!給与システム

知っておこう!給与システム

人間、働いて給料を稼いでいかないことには生活をすることができません。仙人のように霞を食べて生きていければ良いのですが、やはり働く以上は何かと物入りです

毎日の食事や家賃、携帯電話やネットの利用料金、習い事や趣味のゴルフに友人との飲み会、合コン。恋人やパートナー、家族がいればそういった支出も増えてきます。

一人で生きていようと、家族を養っていようと大切なのが給与の金額。ですが、求人情報に載っている給与額はうのみにしてはいけません。

転職を考えている方ということは、つまり給与収入を得ている訳ですから何となく給与については理解されているかと思います。しかし、実際問題給与システムがどのように決定されているのか。

求人情報から自分の手取りや額面の違いを見つける方法は何か、といったことを知っていないと、いざ転職した時に「思っていた通りの給与ではない」なんてことになってしまうかもしれません。

給与には様々な形態があります。日給月給制、月給制、時給制や週休制はもちろん、年俸制、基本給にインセンティブが付く場合もありますね。

これらの給与システムは、いくら貰えるのかが違うだけで、実際には同じ考えの元に決定されています。

基本給と、そこから税金なり手当なりを差し引きした金額が給与です。

企業はあなたを雇い、給与を支払うと同時に、住民税や所得税、健康保険や雇用保険料の負担を行っています。給与所得者が税金や保険料のあれこれに悩まなくて良いのは、必要な手続きを会社が担当しているからです。

求人情報に記載されているのは、残業手当や食事補助、交通費などを加味した最終的な月収か、基本給にプラスアルファがあることを示す参考額である、ということを覚えておきましょう。

額面給与と手取りの違い

額面給与と手取りの違い

額面給与と手取りの違いは、何か分かりますか? 額面というのは、手当や税金、保険料等を考慮した上で算出される、月収のことです。特徴として、実際には額面給与から各種の天引きが行われるため、自分が使えるお金は額面とイコールにはならない点があげられます。

ボーナスがある会社は少し話が変わりますが、額面を12倍すると年収も簡単に計算することができます。

一方の手取りというのは、実際に自分の銀行口座に振り込まれ、すぐに引き出して使うことのできる給与の金額です。少し難しい言葉で言うと、可処分所得のことを指します。

額面がいくらであっても、手取りが少なければ毎月の生活は豊かにはなりません。そして、額面と手取りの差額こそが、転職先の環境を大いに左右しているのです。

差額が大きい会社は良い会社?

差額が大きい会社は良い会社?

あなたにとって、良い会社はどんな会社でしょうか。給与という一点に絞って考えてみてください。

給与が多いのは良い会社ですよね。少ないよりはずっと良いはずです。同じ仕事をするのであれば、少しでも給与が多い方が生活も楽になります。

では、額面給与が同じで、手取りの金額が大小分かれている会社があった場合、どちらの方がより良い会社と言えるのでしょうか。

「使えるお金なんだから、天引きが少なくて手取りが多い方が良いに決まってる!」

確かに一理あります。しかし、そうではないことも多いということをぜひ知っておいて貰いたいのです。

手取りの給与と額面給与の差額が大きいということは、つまりその分天引きされるものが多いということでもあります。

いくら数字の上でたくさん稼いでいたとしても、自由に使えるお金が少ないなら意味がない、という訳ではなく、差額の大きさにはきちんとした意味があるのです。

天引きされるものが多い会社というのは、その分社員の福利厚生に力を入れていることが多いです。社員が利用できる施設があったり、通常の年金以外に企業年金の積立を行っていたりします。

今使える現金ではなく、健康への配慮や老後の生活への配慮といった制度を用意してくれている会社は、長い目で見るとメリットが大きいです。

なにせ、そういった制度を整えるためには時間もお金もかかります。体力のある企業や社員に誠実な企業出ないと、中々できません。

とは言っても、会社によっては良くわからない天引きが行われている、必要のない天引きが行われている結果、差額が大きいなんて場合もあります。

額面が同じである時、手取りの大小でどちらを重視するかは、あなたの選択次第です。

額面から手取りを推測しよう

額面から手取りを推測しよう

求人情報を見ても、額面給与の金額しか載っていない。できれば額面の金額から、手取りを把握することはできないだろうか?

手取りや額面といったシステムを理解していると、当然出てくる疑問です。求人情報に給与の算出基準や細かい手当て、天引きの種類が全て記載されているわけではないので大まかではありますが、実は額面から手取りを推測することができます。

大まかに、まずこれだけは絶対に引かれるというものを知っているだけで良いのです簡単です。

計算としては、額面のおよそ8割が手取りの給与となることが多いです。所得税、住民税、社会保険料、厚生年金等を引くと、大体そのくらいです。

額面給与が20万の場合でも、30万の場合でも大体これで手取りを推測できますね。ただ、年収が上がっていけば上がっていくほど、つまり額面給与が高いほど給与所得控除や所得税の税率も変わってきます。

社会保険はこれ以上保険料が上がらないという限界が存在しますし、年金も定額なので、年収によって若干計算が異なってくることに注意しましょう。

転職する前に必ず確認を

転職する前に必ず確認を

額面給与、手取りの給与を正確に把握するために必要なのは、転職を決める前に必ず転職先に確認を取ることです。こればかりはいくら求人情報を見つめても正確な金額が分からないのです。

「働く前からお金の話は・・・」と気後れしてしまう人もいるかと思いますが、労働契約を結んだ時点で、法律を下回ってさえいなければいかなる基準、ルールにも同意したことになります。

転職先に入社してから給与が想定より少ない、と直訴しても「事前に確認しない方が悪い」となりますので、心情はどうあれ必ず手取りと額面の金額、差額を把握しておきましょう。