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経験者優遇と未経験歓迎の意味

目次

求人情報は複雑だ

求人情報は複雑だ

コンビニや駅にある求人情報誌、ネット上で閲覧できる転職情報サイト、ハローワーク。転職をしようと思った時、求人を探す手段は何通りも存在しています。

ただ、情報がどれだけたくさんあったとしても、正しく活用できなければ本当の意味で成功する転職にはたどり着けません。

転職をして「失敗した!」「こんなはずじゃなかった・・・」という方の多くが、求人情報から読み取れる情報を勘違いしていたり、きちんとした確認ができていないことに起因するのです。

求人と転職希望、会社もあなたも両者が満足するマッチングを実現するために、求人情報を見方を知りましょう。

今回は、アルバイトの募集から正社員の求人まで幅広い場所で目にする、「経験者優遇」「未経験歓迎」という言葉について説明をします。

転職を成功させるために必要なのは、熟練した仕事のスキルではなく転職活動をうまくやり遂げる知識と準備です。求人情報に惑わされないよう、心構えを作りましょう!

「経験者優遇」の捉え方

「経験者優遇」の捉え方

経験者優遇、資格を持っている人は大歓迎、給与、待遇等ぜひご相談ください・・・非常に良くあるワードです。

どの求人情報誌を見ても、転職支援サイトを見てもこの言葉を見かけない日はないでしょう。それくらい一般的な言葉ですが、案外意味を知らないという方も多いのではないでしょうか。

車の構造を知らなくても運転できる。テレビの仕組みは知らなくても視聴はできる。世の中で一般的に使われているものほど、実は良く理解せずに使っているものなのです。

きちんとその意味を知っていれば勘違いや思い違いを防ぐことができますし、転職活動に使う時間から無駄を省くことも可能になります。

経験者優遇。この言葉の意味を考えてみましょう。経験者、つまりその求人で募集している職業に関する経験を持っている人は優遇します、ということですよね。

細かい意味の捉え方は色々ありますし、実際求人広告を出す担当者が適当に使ってしまっていることもあるのですが、経験者優遇と銘打った際の意味はおおよそ、

「即戦力になる人、優秀な人はその分待遇を考慮します」

という意味になっています。スキル、資格、実務経験がある人程転職活動が有利になる訳です。

一方で、悪い意味でも捉えることができます。「新人を育てている余裕がない」「非常に忙しくとにかく手が足りない」といった場合です。

経験者ならば、多少のすり合わせをするだけでいきなり仕事を任せることができる。新人の育成というのは時間もお金もかかるものですから、最初から「デキる」人を雇っていればコストの削減ができるという訳です。

「未経験歓迎」の捉え方

「未経験歓迎」の捉え方

「未経験歓迎」「やったことがない人にも丁寧に教えます!」「気持ちの良い職場です」正社員というよりも、アルバイトやパートの求人で良く見かける宣伝です。

未経験歓迎の場合、実際にはどのような人を求めているのでしょうか。経験者優遇の場合と同様に、未経験歓迎もまた複数の意味の捉え方があります。

ざっくり言うと、

「誰でもできる仕事だからとにかく人手が欲しい」

「OJTや業務に放り込んで仕事を覚えてくれる人が欲しい」

「他社の社風ややり方に染まっていない人を教育したい」

といった意味で使われることが多いです。良い意味でも悪い意味でも使われています。

そもそも未経験でも雇用するということは、特殊なスキルや経歴が必要ない仕事である、もしくはこれから教え込むので今は経験がなくても構わない、のどちらかです。

企業は人を雇い、仕事をして貰うことで売上を伸ばして行く訳ですから、利益につながらないことはしません。

また、未経験歓迎と言っても業務に際して特定の資格が必要、という場合もあります。ペーパードライバーのように、資格は持っているが実務経験はない、という人を募集するためです。

どういう意味で未経験を募集しているのか? を読み取れないと、転職を志願してもミスマッチで終わってしまう可能性が高いです。

経験、未経験の判断基準

経験、未経験の判断基準

では、果たして自分は経験者なのか、それとも未経験なのか? これが分からず、良さそうな待遇の求人に結局応募できなかった。意外かもしれませんが、実は良くある話の一つです。

日本人は、消極的な面を持つ人種です。海外の人のように、「スキヤキ」「ハラキーリ」「ゲイシャー」「コニチワー」が言えるだけで、自信満々に「俺の第二外国語は日本語だぜ!」と豪語するのが苦手です。

だからこそ、自分が経験者であるという確証が持てないと、応募そのものを尻込みしてしまう訳です。

大体の目安になりますが、業務経験者かどうかは実務経験が3年あるかどうかで考えると良いでしょう。勤続1年、2年程度ではまだ新人という扱いをされることが多く、かなりの実績、スキルを持っている人でなければ採用は厳しいと言わざるを得ません。

未経験歓迎でも、求人の職種や会社のカラーによって、どういう未経験者を求めているのかは異なります。

会社の受付を募集しているのであれば、身の丈2メートル、体重130キロという岩のような大男より、若くて顔立ちの整った女性の方が歓迎されるのは当然です。

経験者優遇の場合は言葉通りに受け取ってもそう大きくミスマッチになることはありませんが、未経験の場合は職種や配属先も含めて良く考慮すると良いでしょう。

求人情報から求める人材を見極めよう

求人情報から求める人材を見極めよう

今回は、求人情報に良くある「経験者優遇」「未経験歓迎」の意味を解説しました。

ですが、ここで説明したのはあくまで心構えの一つです。実際には給与や賞与、休日、福利厚生などの条件面、離職率の高さや社員、役員の平均年齢といった会社の実態など、様々な情報を加味してどういう意味の求人かを見極める必要があります。

転職活動は、働きながら時間的に厳しい中で行うか、無職になって精神的に余裕のない中で行うかのどちらかになりることが多いです。求人を探し、内容を精査し、比較し、採用面接を受け結果を受け取る時間と手間はできるだけ省略するに越したことはありません。

求人情報に記載されている言葉の意味を一つ一つ見極め、転職という大きなチャンスを掴みましょう!